【コトーブログ】北九州エリアを行脚してきました!

2016/06/16

毎度おおきに、湖東フラワーです。

ご無沙汰しております。久々の更新です。
先週の5日(日)~9日(木)まで、2度目の九州訪問をしてきました!
今回は熊本・福岡・大分・佐賀・長崎の5県でした。

今回もいろいろな学びがありました。
一言でまとめると「お客さんを見極めて自分にできることをやること」でしょうかね。
長くなるので、興味のある方は以下からどうぞ。

前回3月に行った時も熊本県に行きましたが、前回の訪九時の行きの飛行機にて、隣席のおじいさんと仲良くなりました。
その方にお会いするためまずは熊本に再度降り立ちました。
そこでもいろんな方をご紹介いただきましたが、やはり被災地の状況はテレビ報道以上でした。

熊本空港上空。点々としたブルーシートが痛々しい。

崩れた家は今も変わらず。

道路の地割れ。近辺は今は居住不可。

…テレビで現地映像を観てはいましたが、被災中心地はそんなもんじゃなかったです。
東海大学の教授を兼任されているイチゴ農家の木之内さんとお話ができました。
救出活動が行政側の理由で難航した事、赤十字に寄付された支援金はすぐには使われず保管されていることなど、なんとも言えない話もたくさん伺えました。
やっぱり現地に行かないとアカンですね。

…冒頭から暗い話題でしたが、その後北九州に移動し、各県の市場さんと小売店さん巡りをしてきました。

福岡の行橋にある「ゆくはし植物園」。
陳列の技術はもちろん、園長は植物の生産・新規就農者教育にも注力されているそうです。
経営者としても大変卓越したスキルをお持ちでした。

長崎の小売店さんでは当園の商品を並べていただいておりました。
また、復興支援商品も購入いただいたそうです。
そういえば「アンス講座をやって欲しい」とか言われたけど、ニーズあるのかな?

長崎の小売店では。当園の商品をリース事業に使ってくださっていました。
ここの店長さんがスゲー経営手腕をお持ちで、不動産事業やるわソーラー事業やるわとタダならぬ感満載でした。
経営感覚がいかに大事かを教わりました。

自分なりのまとめ

今回の訪九を経て、「他者に振り回されず、どれだけ自分にやれることをやりきるか」を痛感しました。
あと経営感覚のブラッシュアップ。

九州には当園以外にもアンスリウムを出荷されている生産者がおります。
そこと当園の商品を比較される場面に、痛いほど遭遇しました。

ちょっぴり凹んでしまったのですが、ある市場さんにこんな一言を言われました。
「生産者の歴史も経営背景もそれぞれ違う。それを理解した上で、君んとこでやれることをしたら大丈夫」
とのこと。
フツーに勝負したら負けるので、いかに自社の強みに振り切るかが大事なんだなーと改めて感じた次第です。
関わってくださった皆様、ありがとうございました。

もうひとつ、当園の今後を考える上で考えないとダメな事項が出てきました。
「当園が目指すのは『花つき観葉なのか』、それとも『葉つき花』なのか?」

考え方によってはアンスリウムの作り方・売り方が大きく変わりそうな気がします。
それは別投稿でまとめようと思います。