手書きの寒中見舞いとお客様とのつながり

2017/01/14

毎度おおきに、湖東フラワーです。

三が日も終わり、年賀状の受取やお返しも一段落ついてきた時期ですね。
この時期、当園では取引させていただいている小売店様に対して寒中見舞いをお出ししています。
昨今印刷した葉書を使った形式的なやり取りが増えた気がしますが、当園では(裏面のみですが)手書きに拘っています。

ご存知の方も多いと思いますが、年賀状は一般的に松の内(1月7日)までのやり取りに使うものですね。
それ以降、2月4日までの寒中には寒中見舞いを出すのが一般的です。

年賀状は新年の挨拶や前年お世話になった事への感謝、近況等を添えて送るものですね。
一方、寒中見舞いは、主に寒さを気遣って送ります。
※その他、喪中のため年賀状が出せない相手にも使ったりします

卸売を中心に事業を行っている当園からすると、直接的なお客様は花き市場様です。
市場の皆様にはいつも本当に良くしていただいています。
一方で、消費者の小さな動きをリサーチするには小売店様に伺った方が良いこともありますね。

そのため、各市場様の了解をいただいた上で、直接小売店様に寒中見舞いを出すようにしています。
年賀状だと一気にたくさん葉書が届くので、紛れるリスクが高いと思うんですね。
葉書の数が落ち着いたこの時期に送ると気づいてもらえるかなと思って、この時期に出しています。
仲の良い小売店様は、昨今の顧客動向を教えてくださることもあり、これが当園にとって大変ありがたい情報なのです。

当園のスタンスとして、「市場に出したら後は知らん。後お金に替えるのは市場の仕事だろう」ということは決してありません。
二人三脚で販売していきたいので、市場様を大事にしつつ、小売店様との関係も大事にしていきたいと思っています。
なので、手書きに拘った寒中見舞い作りを心がけています。

モノを作りさえすれば売れる時代ではなくなっていますので、独りよがりな生産活動にならないよう、
こういう消費者様側とのやり取りは今後も大事にしていきます。

ちなみに、書くペンはジェットストリームを使うようにしています。
ボールペンより文字が太く、書きやすいので。
消えるボールペンのフリクションはさすがに使いません(笑。

もし「こういうの良いよ!」とかありましたら、ぜひ教えていただけますと。