新年のご挨拶と、地元行事から見る「人の動かし力」

2017/01/04

毎度おおきに、湖東フラワーです。

新年明けましておめでとうございます。
2017年も早3日が過ぎましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今年は新年早々に妻の実家(東京)に行き、親族の集まりに参加してきました。
結婚するということは新しい繋がりが増えるってことだなー…とシミジミ。
大事な機会なので、こういう付き合いは今後も大事にしていこうと思った年始でした。

さて、滋賀には寺社仏閣がとても多いのですが、実家の近くにも神社があります。
今年は父が神主をやる年で、初詣のある年末年始は割と忙しくなります。
そのため、私も手伝いのために駆り出されておりました。
神主は神社の役割で一番上で、他の参加者の統括を担います。
神主次第でその年の神社の運営の良し悪しが決まるので、割と責任の重いお仕事です。

神社運営にかかる色々な業務をこなす中、ご近所の皆さんが手伝ってくれました。
結果、無事年末年始の行事を終えることができました。

ある方は、「お父さんには世話になってるから」と自主的に手伝ってくださいました。

年末の忙しい、また寒いこの時期に、皆さん意欲的に手伝ってくださったのです。

日頃の付き合いが求められる田舎の地元だからかもしれませんが、私は「アンタだから」と損得勘定抜きに人が動いてくれることがすごいと思ったのです。

思えば父は面倒見が良いタイプで、日頃のご近所づきあいもマメにしていました。

『親父やるなぁ~(笑』と、しみじみ思うばかりです。

組織であれば上司と部下の関係はハッキリしています。
なので、適度に権限を振りかざせば人を動かすことはできます。仕事だから。

でも、これまで仕事でやってきたのと同じやり方だけでは人は付いてこないのも事実です。

私自身は合理性を求める人間なので、今後自営業を進めて行く中で、
こういう利他の精神も忘れずに持っておきたいなと改めて感じた年末の出来事でした。