毎度おおきに、湖東フラワーです。
久々の投稿です。
今月に入り晴れの日も増え、ようやく暖かくなってきましたね。
そんな過ごしやすい時期ですが、アンスにとっては気になる時期でもあります。
鉢の乾燥が起こりやすいのです。
曇りや雨の日が続いた後に快晴になると、鉢の水分は一気に無くなります。
この乾燥が結構厄介で、水やりが遅れると下部の花から順番に黄色く枯れていきます。
うっかり水をやるのを忘れると、写真のようにカラカラになってしまいます。
当園で使っている土は、ピートをベースに調合しています。
※排水性向上のためのパーライト、緩効性肥料・微量元素等を加えています
実はこのピート、湿っている時は良いのですが、乾燥し過ぎると水をはじく性質を持っています。
一度たっぷり水をやっただけでは鉢が重くならないんですね。
なので、カラカラに乾いた時は、少し間を置いて複数回やると保水力が戻ります。
当園の乾いた鉢を3つ使い、水やりの度に鉢がどれくらい重くなるのか実験してみました。
水やり後、1分30秒の間を空けて、2回目・3回目と水をやってみました。
その結果を平均してグラフにしたのが上記です。
5回目の水やり後の重さを100%とすると、2回目の時点で約98%まで届きます。
乾きの程度にもよりますが、当園の土はだいたい2回くらい重ねて水やりをすると、たっぷり水を含んでくれるということですね。
なので、購入されたお客様でも、乾きすぎた鉢に水やりをされる場合は、間を開けてたっぷり水を含ませていただけると良いかと思います。